コミュ障とか、存在しないから。

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よく子どもや学生と話してて、こんなことを言われる。

「大向さんってホント良く話しますよね。自分ら、コミュ障何で無理ですよ。」

今日はそんな、”自分の思ったことを話せない”について語る。

 

自分の頭の中にある知識、あるいは感情などを表現する力、

この力は、おそらく誰もが欲しがる力ではないだろうか?

 

例えば面接の時、自己PRや志望動機はもちろんのこと、

予想外の質問、例えば

「あなたが今まで生きてきた中で一番尊敬してる同級生は誰ですか?」

なんて聞かれたときに、

頭の中には間違いなく漠然とした答えはあって、

でもそれを伝えるためにどんなことを言えばよいか。

 

あるいは、人間関係の中であっても、

自分の喜怒哀楽を伝えたり、相手を励ますような声をかけるには、

その状況、その目的にあった言葉を選ぶ必要がある。

 

一般的に、それができる人が、コミュニケーション上手。

そして、それができない人がコミュ障なんて呼ばれる。

 

 

うちに来る子ども達は、特にこの悩みを抱えている。

学校や家庭、友達との人間関係の中で、

自分の意見を言うことができない。

自分を理解してもらうことができない。

そして、自分は孤立していると錯覚する。

 

そんな彼ら彼女らを分析している大向が、

コミュ障の原因と改善法を紹介する。

 

 


 

さて、皆さんはパブロフの犬という話をご存じだろうか?

この話は、イワン・パブロフというロシアの生理学者が、

条件反射について実験したときの話である。

 

あるところに一匹の犬がいた。

その犬には、毎日エサを与える。

犬は、エサを与えると、口の中で唾液を分泌する。

 

さて、パブロフ博士は、犬にエサを与える前に、

ベルを鳴らす習慣をつけた。

 

始めは、ベルの音を聞いても、犬の行動に影響はなかった。

だがしかし、ある日から、ベルの音を聞くだけで、

犬がエサを貰えるだろうと、小屋からでてくるようになった。

 

さらにこの実験を続ける。

そしてある日、ベルを鳴らしたにも関わらず、エサを用意しなかった。

しかし、犬の口内には、唾液の分泌が確認された。

 

この実験からわかること。

我々を含む生物は、過去にした体験を記憶するが、

その記憶は無意識の間に引き出され、

無意識の間に自分の行動、生理現象に影響を与えている。

そして、そこに習慣が生まれる。

 

パブロフ博士の実験でも、

唾液は食事中や、食べ物を見たとき、想像したときに分泌されるのが常識だと考えられていたが、

習慣がつくと、音を聞くだけで、「音を聞いたらエサがもらえる」という記憶が引き出され、

口の中で唾液が分泌されるようになる。

 

我々人間もしかり、

何度も習慣のように経験した記憶は無意識中で影響を与える。

 

例えば赤信号を見たとき、我々は考えることなく止まる。

例えば歯磨きをするとき、最初に洗う場所、順序は一定である。

例えば炊飯器のご飯を取り分けるとき、スプーンではなく、しゃもじを使う。

 

我々人間は、何度もしてきた経験を習慣として、

「あたりまえ」として疑うことなく無意識に活用している。

 


 

さて冒頭の話に戻る。

コミュ障の話。

 

コミュニケーションの上手か下手かも、

今までの経験が無意識のうちにはたらいていると

大向は信じている。

 

コミュニケーションが上手だと思っている人は、

誰とでも話すことができる。

なぜならば、そういった習慣がついているからだと。

だから、初めての人とでも、折り入った話でも、

どんな言葉を選べばよいか、知らないうちに頭に浮いてきて、

スムーズに話すことができる。

 

逆にコミュニケーションが下手だと思っている人は、

初めての人に出会ったとき、

今までにコミュニケーションで失敗した経験を無意識に思い出す。

その失敗によるストレスを、まるでパブロフの犬が唾液を分泌するかの如く、

自分の体内に生成してしまう。

その結果、体が恐怖し、脳が硬直し、何を言えばよいかわからなくなる。

 

では、どうやればそれを改善することができるか?

 

 

どうやれば「コミュニケーション上手」という習慣をつけることができるか。

それは簡単。

自分を分析しながら、何度も数をこなすだけである。

 

まずは知ること。

最初からコミュニケーションを上手にできる人間は、まずいない。

コミュニケーションが上手な人も、誰かと話す中で、

何度も何度も失敗し、たまに成功をし、

その結果、「どうやったら失敗するか」「どうやったら成功するか」

という経験を、無意識の間の脳に保存してきたのだと。

だから、自分も失敗していいのだと。

 

そう思って、まずは人と関わる。

よく本だとか動画だとかを見て、コミュニケーションスキルを身に着けようとする人がいるが、

内容がどんなに良いものだったとしても、それだけでは自分は変わらない。

 

コミュニケーションは、赤信号を見て止まるような感じでするものだ。

いちいち考えて行動を選択しない。

何か言われたときに、「あの本にこんなときはこう返せって書いてたな~」

と意識的に考えて、言葉を選ぶのなんて、不可能である。

だから、まずは経験をする。

 

本に頼るのはその後。

自分の成功と失敗がどうして引き起こされたのかを分析し、

自分で分析できなかったことを答え合わせをするため、本を読めばいい。

 

コミュニケーションが苦手な人は、

人とのコミュニケーションを避ける。

 

人とのコミュニケーションを避けると、

成功の経験を積むことができなくなる。

 

成功の経験を積むことができないと、

失敗の経験が無意識を支配する。

 

失敗の経験が無意識を支配すると、

より一層コミュニケーションが苦手だと、無意識が意識を支配する。

 

だから、うちに来た不登校、引きこもりの子ども、

対人恐怖症を持ってる子ども、

あるいは、人前で悪ぶってしまう子ども。

そんな子どもの人間関係を修復するためには、

まずは100人を目標にコミュニケーションをしてもらう。

 

好きな人、嫌いな人、憧れの人、

好意のある人、苦手な人、喧嘩した人、怖い人。

とにかく経験を積んでもらい、

その経験をとことん大向が聞く。

そして一緒に分析する。

 

どうして今日はその子と上手に話せたのか、

どうして今日はあの子と口争いになったのか。

一個ずつ、しつこいほど確認していく。

必要な時は、ちょっとしたスキル、

心理学のテクニックなどを伝授する。

 

すると、面白い速さで、

対人関係を構築できるようになっていく。

 

だから、一つ知ってほしい。

失敗を恐れる必要はない。

喧嘩してもいい。もめてもいい。

その経験は、必ず未来にいい影響を与える。

どうして失敗したのか、どうすれば成功できるのがわかるようになる。

失敗は、悪い事じゃない。

失敗は、成長につながる。

 

だから、できないことがあるなら、

まずはチャレンジすること。

まずは体を動かすこと。

それが大事である。

 

で、もしチャレンジすることが怖くて踏み出せないと。

あるいはチャレンジできる環境がないですと。

そう思ったら、大向に連絡すればいい。笑

 

大向は乱暴だから、

 

ライオンが崖から子どもを突き落とすかの如く、

強烈な踏み出しの補助と厳しい環境を提供できますので。

どうしてもできないなら、大向に連絡すればいい。笑

 

そんな感じ。

ではでは、今日はここまで。

 

またの更新をお楽しみに。

 

 


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