大向雑談記 その2

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タイムリーで書きたいネタがないので、閑話として。

またまた日常にフォーカスしていきます。

こっちのが、人気あるんだよなーと。

 

ここ最近、大向は面白いものにアンテナを張っている。

というのも、こうやってブログを書いたりだとか、

とびラボカフェでお客さんと話したりだとか、

あとは、子どもとコミュニケーションを取る中でも、

話が面白いかどうかってのは、自分の仕事の生命線を分ける。

 

今までの自分は、冗談でしか人を笑わせることができなかった。

その場にいる人をいじってみたり、話のコシを折ってみたり、

ダジャレやギャグを挟んでみたり。

 

しかし、真に面白い人は、冗談で人を笑わせない。

口調、声のトーン、間の取り方、

喋りの技術で相手を自分の世界に引き込み、

心の底から笑える環境を作る。

もしギャグを言うとしても、そこからなのである。

 

そう考えると、思い当たる節があった。

「大向さんの話って、笑えるけど長い」

「いまいち、何がいいたいかわからない。」

 

仮に自分がどんなにおもしろいことを思いついても、

相手が自分に興味を持ってくれていないと聞いてくれない。

そうなると、オチまで相手に伝えることができない。

これは、非常にもったいないのではないかと。

だから、話が面白い人を研究しようと。

 

それからは早かった。

仕事中、皆にばれないようにイヤホンをさし、

お笑いを聞く。

ひとりでクスクス笑う。

 

サボってる?いや違う。勉強してるんだ。

向上心が強いんだ。

 

一通り、流行りの芸人のお笑いを聞いた後、

落語を聞くことになった。

 

落語家の人ってすごい。

映像も何もないのに、声だけで世界が生まれてきて、

頭の中に登場人物が出てきて、

どんどん引き込まれていく。

 

初めて聞いたとき、それはもう感動。

“こんな風に話せるようになりたい”と思うようになった。

 


 

さて、舞台は変わって先日の話。

仕事のお客さんと二人で、イタリアンを食べに行く機会があった。

 

今まで不自由ない暮らしをしてきたものの、

そんなに贅沢をして生きてきたわけでもない大向。

イタリアンなんてオシャレな食べ物に触れ合う機会はなかった。

 

そうなると、困ることがある。

そう、マナーを知らないのである。

 

事前にイタリアンを食べると決まっていたのなら、

ネットで調べることもできる。

しかし、突然決まった予定というか、

“おすすめの店があるんで!”と誘われてたので、

お店の前に連れていかれるまでイタリアンを食べるとは思ってなかった大向。

マナーを知らないのである。

 

しかし、せっかく誘われたイタリアン。

女性に恥をかかせるわけにはいかない。

だから、マナーを知らないのなら、盗めばいい。

つまり、オーダーの品がくるまで、他のテーブルの人を

こっそり観察すればよいのだと。

まさに、圧倒的ひらめき。

 

が、しかし、駄目。

お店に入った瞬間、絶望。

他のお客さんのグループが一組しかいない。

しかも、コース終盤、デザートに差し掛かってます。

 

なんと神様は、見よう見まねで技術を盗む機会すら与えてくれないと。

 

正直に打ち明けるしかないということで、

“僕、イタリアンなんて食べることなくて、マナーわかんないです・・・”

みたいに恐縮。

“大丈夫ですよ、私もそんなにマナーとか知らないんで。”

 

わ、これ、完全にフォローされた奴やん。

絶対、マナー知り尽くしとる奴やん。

気を遣って、わからないふりしてくれて、

次の女子会で、

「あの大向君とイタリアンに行ったけど、マナー全然で萎えたわ」

みたいに、ゴスゴスにディスられる奴やん。

 

しかし、失敗を悔やんでもしょうがない。

そこで頭をフル回転させた。

そして思いついた。

 

マナーの無さなんて関係ないと思わせるくらい

話で笑わせてあげることができれば、

少なからず”連れてこなければよかった”とはならないだろう!

 

せめて、食べ方と見た目は汚いけど、

面白い人のポジションに噛り付いてやろうと。

 

いまこそ、勉強の成果を見せるとき、

普段サボって聞いていた

落語家の話の技術を最大限に活用してやるぞ!

 

そこでチョイスした話。

この話をすればいいのだ!と、話し始めた。

 

 

 

結論から言う。

イタリアンレストランで、落語の話をしてはいけない。

これは、風流ではない。

 

そもそも、引き込まれて腹を抱えて笑うのは、

我々のように品がない人間のすることで、

上品な方と話すときは、相手を笑わせようにしてはいけないことを学んだ。

 

 

そうだ、明日からオペラを観よう。

 

そんな感じの日常。

 

明日はまじめなことを書こう。

 

ではでは、またの更新をお楽しみに!


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